新幹線で最速！時速360キロ 次世代の新幹線を報道公開

JR東日本が次世代新幹線の開発を進めるための試験車両が、兵庫県神戸市で報道関係者に公開されました。 神戸市にある川崎重工業の兵庫工場で公開されたのは、10両編成の「ALFA－X」という名称の試験車両の1号車で、先端に16メートルほどの「鼻」と呼ばれる部分を持ちます。 車体はメタリックカラーに明るい緑の帯がデザインされているのが特徴で、来年5月に完成し、東北新幹線が走る区間で試験走行を行い、時速360キロでの高速運転や騒音軽減などの技術データを収集するということです。 JR東日本では「ALFAーX」について、脱線防止のための装置のテストや、雪が付着しにくいかどうかを確かめる試験なども行うとしています。