山本昌　中日ドラゴンズ投手　2014.11.26

Masa Yamamoto, Professional Baseball Player, The Chunichi Dragons 今季、自身がもつプロ野球最年長勝利記録を更新した、中日ドラゴンズの山本昌投手がこれまでの野球半生を振り返り、来季の抱負などを語った。 司会　宮内正英　日本記者クラブ企画委員（スポーツニッポン新聞社取締役編集担当、東京本社代表） 日本記者クラブのページ http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2014/11/r00029702/ ～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ 記者による会見リポート（日本記者クラブ会報2014年12月号に掲載） ハワイのゴルフ場で投球練習！ 通算２１８勝１６４敗５Ｓ。最多勝３回、最優秀防御率、最多奪三振のタイトル各１回。沢村賞、最優秀投手、ベストナインなど華々しい球歴を持ち、いまなお現役。来年８月には50歳を迎える山本昌は「輝く中年の星」。メッセージを求められ「私なりにコンディションを整えて頑張ってきた。同世代の方々も体が動かない、と言って諦めないで欲しい。この歳になってもプロ野球の最高の舞台に立っている男がいることで、皆さんも頑張って、と発信できたら嬉しいですね」とほほえんだ。 名球会のイベントで毎年12月にハワイを訪れる。その際、必ずグラブとミットを持っていくのだそうだ。「いまは１日トレーニングを怠れば筋肉が30パーセント減少します」と苦笑しながらこう続けた。「ハワイでも走ることは自分ひとりでできます。でも投げるには相手が必要なわけです。それで古田や松井稼頭央に受けてもらう。場所はゴルフ場が多いですね。去年もそうでしたし、今年もそのつもりです」 温和なオジサンだが、現役への執念は凄まじい。「来年で９割方は引退でしょう」と言いながら、その先を見据えているのだろう。 企画委員　スポーツニッポン新聞取締役編集担当 宮内　正英