羽田空港の発着便拡大　大田区で新ルートの住民説明会

国土交通省は飛行機が都心上空を低い高度で飛ぶ新たなルートを採用するにあたって住民説明会を開き、騒音問題について理解を求めました。 　国土交通省は羽田空港の発着便数を2020年までに現在の1.7倍に増やすことを計画しています。しかし低い高度で飛行機が飛ぶことに対して、近隣住民からは騒音や事故などに不安の声が多く寄せられていて、国土交通省は住民説明会を開いて住民に説明したり騒音レベルを実際に体験できるコーナーを設けました。きょうの説明会に参加した地元住民からは「相手の言っている声が聞き取れないという感じがした」という声があった一方で「1キロくらい離れている音を聞いた時はそんなに気にならなかった」という声も聞かれました。 　住民説明会は今後、都内や神奈川県など18会場で行われるということです。