SEIKO fantasia からくり時計 Vol.2

1988年頃、初の電子からくり時計として発売された。毎正時12個の扉が音楽に合わせてランダムに開閉、数取りをして時を告げる。そして30分に1回チャイムを奏でる。このモデルは実際、本動画の柄のほうが多く出回っており一般的にはこちらのほうがメジャーになりつつあるが、枠が白くクマや子どものイラストが描かれているものも存在。それらもごく稀に小児科や市役所のような施設にて見つけることが出来る。 文字盤は大きくて時間がとても見やすく、なおかつその大きなパフォーマンスでたくさんの人々を笑顔にする。この時計からは当時の技術者がこれら一つ一つにかけた深い想いを感じる。本当にこれは服部SEIKOこだわりの一品なのだと思う。現存数が減りつつあるのは非常に残念に思うが、この作品が少しでも多く後世に伝わっていくことを願いたい。 修理再生品　Vol.1もよろしくお願い致します。