パラマウントベッド、新機構搭載の在宅介護用ベッド発表＝自然な姿勢で離床も容易に

医療・介護用のベッドなどを製造、販売するパラマウントベッドは１３日、介護用ベッドの新製品「楽匠（らくしょう）Ｚシリーズ」を東京都内で発表した。利用者の負担を軽減し、生活空間を広げる新機構を搭載。２０１４年１月６日から販売する。 　Ｚシリーズは、０９年に発売されて以来、累計２６万台を販売したベストセラー「Ｓシリーズ」の後継機。介護用ベッドは、背上げ、膝上げ、ベッドのリフトが一般的な機能であるが、利用者からは背中を上げる動作に対して改善要望が多かった。今回、その声に応え、医療用ベッドのノウハウを生かした新機構を開発した。 　従来の動作に加え、ベッド全体が傾き、起き上がり時の圧迫感や体のずれを軽減したＺシリーズ。足先が座面よりも下がることにより、自然な姿勢で過ごすことができ、ベッドからの離床も容易にした。また、前方の床面にも視線が及ぶことで、生活空間がより広く感じられるという。 　人体の構造に、素直な動きを実現することができたという木村恭介社長。「ベッドでの姿勢が生きる姿勢につながる」と新製品をアピールした。 映像素材の購入はこちらから　https://www2.jiji.com/f/enq/form.php?pid=kiji