オーバーストアか？浜松「イトーヨーカドー宮竹店」2015年1月中旬閉店

浜松市の「イトーヨーカドー浜松宮竹店」が、来年2015年1月中旬に閉店することになり、早くも「閉店売りつくしセール」が始まった。 同店は、2000年にオープンした複合商業施設「浜松プラザ」の中核店舗で、売場面積は約22,000㎡、建物は「積水ハウス」の不動産投資法人が所有している。浜松プラザは、「浜松プラザイースト」と、「ウエスト」、大和リースが運営する「フレスポ」の三つからなり、イトーヨーカドーと、アカチヤンホンポ、スポーツ用品のゼビオが「イースト」に含まれる。 10月16日の静岡新聞によると、閉店後の施設や跡地利用については建物の運営会社が商業施設関係など、2、3社と交渉を進めているようだ。また、近隣に大型商業施設のイオンモールが開店するなど、売り上げの落ち込みが主な閉店理由とみられ、最盛期の2003年度の売上高は100億円を超えていたとあった。 売場面積約65,000㎡の「イオン志都呂」の2004年のオープンに続き、2005年には、約57,000㎡の「イオン市野店」、2007年には、約32,000㎡の「サンストリート浜北」、2008年には、約52,000㎡の、「プレ葉ウォーク浜北」という売場面積30,000㎡を超える大型商業施設が、浜松の郊外に次々とオープンしている。