【罠猟】猪は背中で仕留める！箱罠蹴糸の設置詳細は説明欄参照。イノシシ狩猟・有害鳥獣捕獲/駆除

令和一発目イノシシ狩猟、有害鳥獣捕獲。蹴糸を張らずに給餌し、大型箱罠（100×200×100ｃｍ）の最奥まで誘引完了。確実に２～３頭捕獲できる確信を持って３０ｃｍ高で蹴糸を張った。しかし、毎回ピッタリ蹴糸（ワイヤー）の前で止まる。完全にワイヤーに気付かれていた。そこで、３０ｃｍ高のワイヤーを５０ｃｍほど奥に移動させた。このワイヤーはダミーだ。そして、元のワイヤーの位置に、今度は５０ｃｍ高の位置からトリガーワイヤーを張りはじめ、そのままピンと張らずに４０ｃｍ高の位置まで垂らして張った。狙いは的中。学習している２頭の猪は、ダミーワイヤーだけに注意を払い奥まで侵入した。垂らしているトリガーワイヤーが背中に当たりながら前進したはずだが、特に気にする様子は映っていなかった。猪は箱罠のエサを食べる際、警戒しながら前進後退を繰り返す。フツーにピンと蹴糸を張り、一度でも触れ違和感を覚えたら、罠に近づくことさえしなくなる。これは、エサの中に蹴糸を埋め隠しても同じ結果だった。幼齢のイノシシはお構いなしで蹴糸に触れるが、ウリボーだけ捕獲しても、有害鳥獣駆除としては失敗である。学習した成獣を増やす結果となるからだ。