富山地鉄10030形"ダブルデッカーエキスプレス"～越中の京阪特急～

本年3月まで、京阪電気鉄道の特急車両として活躍していた8000系8531編成（元：3000系3505編成）のうち、2階建て車両・8831号車が富山地方鉄道へ譲渡され、8月25日より営業運行を開始しました（一般運行は翌26日から）。 富山地鉄には元：京阪3000系の10030形電車が2両8本在籍しています。そのうちの1本である10033編成の中間に組み込まれ、電鉄富山寄りからモハ10033-サハ31（元：8831／2階建て車）‐モハ10034の3両編成となりました。 サハ31は京阪時代そのままの装いで組み込まれ、観光列車"ダブルデッカーエキスプレス"として限定ダイヤで運行されています。 その10033編成は、昨年4月に京阪特急カラー復刻塗装が行われましたが、"ダブルデッカーエキスプレス"となるまでは他編成と共通で運用されていました。 特急列車運用時は、京阪時代と同様に「特急鳩マーク」を貫通扉に掲出しています。 なお富山地鉄は京阪と軌間が異なるので、サハ31はJRの419系の台車に付け替えられています。 本動画では11月3日に稲荷町車両基地で行われた「ちてつ電車フェスティバル」の体験臨時運行と、翌4日の定期運行の様子を取り上げます。前者は稲荷町―南富山間で5往復、稲荷町―越中荏原間で4往復運行されました。 《撮影日 Date》November 3-4,2013 《Camera point》Toyama city,Tateyama town,Kurobe city(Toyama prefecture)