島津亜矢　 【大器晩成】

作詞　星野哲郎　　作曲　原譲二 どっしりと大地を踏みしめるような根張り強い歌唱力。 安定感を感じさせ大木感を醸し出す力強い歌声が、聴く者を勇気付け 思いっきり声を出して歌う気持良さが心の奥底まで伝わって来ます。 島津亜矢姫２０周年記念作品として、作詞 星野哲郎さん、作曲 原 譲二 (歌手北島三郎)さんの、世に問う力作でもあり【大器晩成】は今迄以上に 怒濤の歌唱力とうねリとが、美しい響きと成り 一度聴けば心と体が喜び と成り感動してしまうことでしょう。 ２００５年【第３８回日本作詩大賞】を、 島津亜矢姫　星野哲郎氏が栄えある大賞を受賞しました。 少女時代に１００を超えるグランプリを獲得し、１５歳でデビューした 演歌の星島津亜矢姫も４０代に突入し、演歌歌手としても脂の乗り切った 時期だけに、これからの活躍がおおいに期待されます。 今年でデビュー26年目を迎え、歌手島津亜矢姫の歌声は益々円熟味を 増してきました。 昨年２０１１．８月24日に発売した作詞家・阿久悠さんの遺作による ニュー・シングル【恋慕海峡】（曲・弦哲也、発売・テイチクエンタ テインメント）も絶好調です。 大器晩成、人並みはずれたすぐれた才能、器量がそなわった人物でも、 大きな器が早く出来上がらないように、大物は世に出るまでに時間が かかります。 何事にも順風満帆そう上手く行くことはありません。 大きな器は完成が晩(おそ)いから偉大な器量の全容が分からないもの です。つまり見聞からでは全容が、頭角を現し成就(大成)するまで 判断できないというもの。 完成させるために積み重ねる一つ一つの努力の大切さを、 一簣(いっき)の功、と云われます。 長年の努力が結果として大輪の花を咲かせ結実し、実を結ぶ日も もうま間近です。まさに、歌のタイトルどおり「大器晩成」と云われる 由縁でしょう。 歌手島津亜矢姫の歌唱の魅力はスケールの大きさです、年を追うごと に表面上だけでは知ることのできない、感情の微妙なおもむきや事情を 表現し得るようになり、若手の中でもズバ抜けた実力の持ち主であり、 素晴らしい歌声を聴く事による喜びと充足感は、なんとも言い難い快感を もたらしてくれることでしょう。 作詞は亜矢姫の師匠でもあり星野哲郎さん代表作には、 島津亜矢　 袴をはいた渡り鳥・ 出世坂・度胸船・温故知新 　　　　　 海鳴りの詩・大器晩成・愛染かつらをもう一度 北島三郎 　なみだ船・ 兄弟仁義・ 函館の女・風雪ながれ旅。 小林 旭 　 自動車ショーの歌・ 昔の名前で出ています。 小林幸子 　雪椿。鳥羽一郎 兄弟船。都はるみ アンコ椿は恋の花・ 夫婦坂 水前寺清子 涙を抱いた渡り鳥・三百六十五歩のマーチ。 美空ひばり みだれ髪・ 塩屋崎。ゴールデンハーフ 黄色いサクランボ。等など 水前寺清子・都はるみ・北島三郎など、デビュー前から関わってきた歌手も多い。 作曲の原 譲二(歌手北島三郎)さんの作品には 北島三郎　「なみだ船」がヒットとなる。 　1962年 なみだ船 (出世作) 第4回日本レコード 　 大賞新人賞受賞曲 　1963年　日本クラウンの設立と同時に同社へ移籍 　　　　　　 紅白歌合戦に初出場 　1965年 兄弟仁義　函館の女(150万枚）ヒット 　　　　　　 兄弟仁義は東映で映画化、自らも出演 　1978年　与作 　1980年代以降 (原譲二)として作詞・作曲 北島三郎さん歌唱曲 1962年 なみだ船 (出世作) 第4回日本レコード大賞新人賞受賞曲 　1963年 ギター仁義 　1965年 兄弟仁義　帰ろかな　函館の女 　1967年 博多の女 　1968年 薩摩の女 　1969年 仁義 加賀の女 　1976年　歩 　1978年　与作 　1980年　風雪ながれ旅 　1984年　まつり 　1986年　北の漁場（第28回日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞曲） 　1990年　山 　1995年　谷 　2008年 忠治流れ旅 北島三郎(ペンネーム原譲二)さんの作詞・作曲作品には 　島津亜矢 　　北海峡　大器晩成 温故知新 　北山たけし 　男の出船　 片道切符　 勇気の一歩 　瀬川瑛子 　　愛の川　ふるさと景色　恋間川 　原田悠里　　 おんな坂 虹　ビロードの夢