長編映画『ナゴシノハラエ』予告編

映画配信プラットフォーム「LOAD SHOW」にてリリース！　https://loadshow.jp/films/71 ******* 今後の上映情報等は、twitterとFBでご案内いたします！ http://twitter.com/NAGOSHI_ http://www.facebook.com/NAGOSHINOHARAE/ ◆「作家は処女作に向かって成熟する」。大原とき緒監督の『ナゴシノハラエ』はまさに成熟するに値する希有な作家性がつまった処女作だと思いました。荒削りだけど、目が離せない。作り手の世界観が抜け落ちたピカピカの既製品よりも、監督のサインがゴリゴリッとスクリーンに刻み込まれた『ナゴシノハラエ』のような手作り品が僕は好きです。虚実の迷路の果てに、水と空気の匂いがピンと張りつめた時間にたどり着く。映画っていいなあ。 深田晃司（映画監督『ほとりの朔子』『淵に立つ』） 深谷！古民家ギャラリーかぐや！UPLINK！喫茶茶会記！姫路シネマクラブ！第21回函館港イルミナシオン映画祭！シアターセブン！昔ごはんとおやつの時間！「夢野久作と杉山３代研究会」第４回研究大会！スペース銀座！姫路ロバスト！ 全国11カ所での上映御礼！　 公式web⇒http://www.songriver-p.com/nagoshi/ ******* ***** **** 「私の恋人は兄だ」衝撃的な告白から始まるこの映画は、これまで描かれてきた兄妹の恋愛を女性の目から映したものだ。夢野久作の『瓶詰の地獄』を兄ではなく妹の視点で見たら、どうなるか？重いテーマをエリック・サティの『あなたが欲しい』にのせて、タブーに挑む。広い世界へ 『ナゴシノハラエ』（color/ＤＶ/108分/JAPAN） 【ストーリー】 市川　翠（すい）２８才。十年間、実の兄である舜と恋愛関係を続けている。 誰もそのことを知らない。そして、誰にも言えない。 ある日、音信不通だった父から手紙が届く。その手紙が二人の関係 や周囲に波紋を起こしていく。 そして、彼女は思い出す。 夏越の祓。あの日、あの川に流したものは何だったのか。 流しても流しても流しきれなかったもの、それは・・・ 【キャスト】 薬袋いづみ・土山壮也・神月叶・小口美緒・大久保千晴 横田創・毛利浩秋・野口有紀・こもだまり・大原とき緒 【スタッフ】 監督・脚本・撮影・編集：大原とき緒 Co-プロデューサー：土山壮也 衣装アドバイザー：丸山恵美 ミキサー：大谷勝巳（有限会社プロフェッショナルクラフト） テクニカルアドバイザー・機材協力：中村元洋 機材協力：毛利浩秋 撮影協力：森下保 ロケ場所協力：神楽坂die-pratze 作品引用：『瓶詰の地獄』　夢野久作　著 音楽：ezoshika label　『あなたが欲しい』ｴﾘｯｸ･ｻﾃｨ 予告編制作：花田まり子 制作：movies label will☆ 【監督】 大原とき緒 (Oohara Tokio) 神奈川県出身。東京造形大学卒業。 演劇を主なフィールドとして活動してきたが、2001年に『緑薫･･･』を監督し映画を撮り始める。 女性が行きたいところへ行って、見たいものを見て、 好きなものを好きと言える 世界を願って作品を創っている。 最も愛する映画監督は、ジャック・リヴェット。 "NAGOSHI NO HARAE" (color/DV/108min/JAPAN) 'I'm in love with my brother.' The film starts with a shocking confession; a sister is in love with her brother. The story follows this brother-sister incest from a women's perspective, rather than looking at the taboo romance from a conventional male point of view. How would it be if "Hell in a Bottle" written by Kyusaku Yumeno was retold from the sister's point of view, instead of her brother's point of view? Featuring Erik Satie's piano music, "Je te veux", the film deals with this challenging theme and plunges into the wider world. Toward a wider world. 【Story】 Sui, 28 years old. She's been in love with her brother, Shun, for 10 years. Nobody knows about their relationship, and they can't tell anyone about the truth. One day they receive a letter from their father, who's been out of contact with them for a long time. The letter gradually affects their relationship and things in their life start to change. Then she recalls something in her past. What was it that she let go of into the river back then? What is it that she still can't cut herself from and keeps holding onto in her mind? 【STAFF】　 Director & Writer : Tokio Oohara