阪急 京都線 快速特急「京とれいん 雅洛」大阪梅田→京都河原町《2019.10.13 4K 60p 前面展望》

「京とれいん 雅洛」阪急が満を持して送り出した観光列車。今年（2019年）3月23日の運転開始から、想像を超える（改造車とは思えない）内外装に心惹かれた人々が詰めかけ、立席で通路が埋まるほどの混み具合が続きました。それも落ち着いた今、改めてその魅力を堪能してみます。 ★本作の楽しみ方★ ============================================================ ◎じっくり7000系の走行音を聴きたい方 　→ 高槻市通過直前 24:10 からの数分間と、桂発車 38:43 ～地下線に入るまで、 　　このあたりに集中してください。 △車中の会話も「味」だと割り切れる方→（最初から最後までごゆっくり） ◇環境ビデオ的に流しておきたい方 　→（ミュートするか音量小さめで、あるいはご自身の好きな音楽を流しながらでも） ※細かい見どころ（あくまで、私個人の視点ですが） 　- 淡路駅付近立体化工事の進捗確認 9:36 ～ 13:42 　- 「京とれいん（初代）」とのすれ違い 28:17 ～ 　- 沿線で手を振る親子へ運転士さんが粋な警笛一発 31:31 ～ ============================================================ 《まずは おことわり》 私がこのチャンネルにアップしている動画全般に言えることですが、売り物の前面展望ビデオのように「景色と走行音だけを純粋に提供する」ことは端から考えていません。 一般乗客の立場と目線（流れる景色だけでなく、窓枠とか運転台とかも前面展望を構成する一部であるという考え）で撮影していますし、車中聞こえてくる会話も、「土曜休日の運転台の背後って、そういやこんな感じだよね」「自分も子どもの頃はこんな感じだったなあ」などと、大らかに、ゆるい気持ちでご覧いただければ幸いでございます。 ＜「京とれいん 雅洛」の内装＞ 冒頭に車中の写真を載せていますが、某局の鉄道好きアナウンサーをして「和食レストランのようだ」と言わしめたインテリアを、デビュー当時のほとぼりも冷めた今なら、じっくり観察できます。 １号車から６号車まで、大きく分けると３種類のレイアウトですが、色や柄には変化を付け、結果、６両すべてが異なる顔を持ちます。 ですから、何度も乗って違いを確かめてみたり、お気に入りの車両や座席を見定めて悦に入ってみたり、お好きな方法で「京とれいん 雅洛」での時間を楽しむことができるでしょう。 私だったら、沿線に日本酒・ビール・ウィスキーなどの酒類メーカーが多いのを生かして、平日の夜に「居酒屋列車」とか、走らせるのもアリなんじゃないかと妄想してしまうのですが、さすがに不謹慎すぎますかね？ ＜駅名改称対応について＞ 今年（2019年）10月1日から、梅田駅は「大阪梅田駅」に、河原町駅は「京都河原町駅」に改称されましたが、私が撮影日時点で知る限り、「大阪梅田」「京都河原町」を表示できる編成は、この「京とれいん 雅洛」しかなかったように思います。 切符や定期の券面はおカネに絡む部分なので、10月1日からしっかり「大阪梅龱」「京都河原町」と印刷するよう作業したのでしょうが、それ以外の部分......車両の行き先表示や駅の発車案内表示など......は「これから、追い追いやっていきます」というスタンスなのかなと。 阪急公式Twitterの「中の人」もそのような主旨のツイートをされていましたので、「日々少しずつ変わっていく」さまを楽しむとしましょう。 ＜最後に＞ 来年（2020年）のローレル賞、おそらく「京とれいん 雅洛」が取るのではないでしょうか。何にせよ、無冠のままでは終わらせないだけの出来映えと、創り手の情熱を感じる車両であることは間違いありません。 まだご乗車になっていない方、（春秋のピークをうまく外して）今からでも足を運んで「京とれいん 雅洛」の世界に浸ってみてください。 #前面展望 #阪急 #京とれいん雅洛